暮らしの手間っていうのは家族への愛もしくは、自分への心地よさか
よく知られているのかもしれないけれど、アメリカのお洗濯は「乾燥機仕上げ」が主流
私のお家にも洗濯機の横には乾燥機
雨でも、夜でも、冬でも、自分の都合で洗濯が完結するのは素晴らしい
ビバ文明の発達
乾燥機が省いてくれること:
・乾燥する時間
・ハンガーやピンチに洗濯物を吊るして
・物干し竿にかける
・花粉や埃をパタパタはらって取り込む
・ハンガーやピンチから外す
そして、
・洗濯物が外に出ている間の天気をチェックする
その乾燥機様が家にあるのに私は、先の天気を確認しながら、わざわざ外に干しに出る
御天道様に乾かしてもらうことが夏の醍醐味
理由は、
①洋服を傷ませたくない②お日様の匂い③心地よいから
電気代の節約はあまり理由には含まれない、多分2%ほど
ちなみに、日干しのパリパリ感が嫌いな旦那の洗濯物は、分けて乾燥機に入れている
書いていて、なんやねんとすら思う
そんな文明の力に逆らって、
わっせわっせと外干しするのは、アーミッシュ*の人々と、あとは私と、他にもいるはずだけれどマイノリティ
今は日本も乾燥機が置いてある家庭が増えてきているのかもしれないけれど、
実家では毎日、母がせっせと洗濯物を干していた
郊外の一戸建てで、ベランダも十分な広さ
そこに5人家族分の洗濯物がぎっしりと
冬は乾燥対策で暖房の近くに、
雨が降ると、除湿機を出して、
よく考えると乾燥機ライフに比べて、手間の多いこと
そんな手間という愛は私の心地よさに変わったのか
郷に従わず、この土地に越してきた始めの夏に、旦那に外干しシステムを作ってもらった(創意工夫!)
春には大量の花粉(写真に見えるように木が茂っている)、夏の終わり〜秋はジャパニーズビートル(黄金虫)をはらう手間を含めても
自然の恵みに左右されながら、恩恵をいただいてるとでも言うのか
そんな暮らしが楽しいわけで
洋服は長持ちするし、お日様の下での作業は気持ちいいし、
アメリカでも外干しの洗濯をしているよっていうお話
*アーミッシュとは、種類も地域も多様で私も勉強中だけれど、ざっくり言うとキリスト教から派生した移民のコミュニティで、サステナブルな生活をしている人々
私の住んでいる地域にもたくさんいて、異文化を学ぶと言う意味で非常に興味深いと思っている
(以下ウィキペディアから)
アーミッシュ(英語: Amish、ドイツ語: Amische)は、アメリカ合衆国のペンシルベニア州や中西部、カナダのオンタリオ州などに居住するドイツ系移民(ペンシルベニア・ダッチも含まれる)の宗教集団である。アメリカのキリスト教者共団体であり、移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足生活をしていることで知られる。原郷はスイス、アルザス、シュワーベンなど。2020年時点での推定人口は約 35万人とされている。