Good Things Are Coming

アメリカ雪国の田舎シンプルライフ

褒め言葉はケチらない

とても嬉しかったことがあった

 

前職の元部下からぽっと入ったテキスト

内容は、今日で会社に入って1年 Thank you for everything と

 

いつも思うけど Thank you for everythingってひとつの日本語フレーズに訳すことがしっくりとこない

 

この場合は、いつもありがとう!とでも訳すか

ただ、彼とはたった数ヶ月しか、一緒には働いていなくて

その後は、数回連絡取り合ったほど、頻繁に連絡し合うわけでもなく

それなのに、こうやって、わざわざ感謝を伝えてくれることは本当に嬉しい

 

まだ20代半ばでこれから!な彼、

私の退職と彼の店舗移動に伴って、毎日顔を付け合わした日々は長くはなく

当時、私は、日々、一生懸命にいっぱいいっぱいで、

魂削って取り組んでいた分、成果もたくさん出したし、反省・改善点も勿論ある

そんな、自分で自分に花丸をあげることができない私に

彼は、「今までバイトしたり、色々なところで働いてきた中で一番の上司」と伝えてくれた

 

「悪く思われているボス」ではないと思っていたけれど

「良く思ってもらえているボス」だとストレートに伝えてもらえるのは嬉しい

 

年齢や性別は関係ないけれど、と前置きした上で、

こうやって、駆け出し(?)の青年が、折に触れて、お礼のテキストをくれるのは胸が熱くなるのです

 

先日読んだ本に ”褒め言葉はケチらない” と書いてあった

その通りだと思う

褒め言葉(心から思う)を垂れ流しにすることで悪いことは起きないと

 

それは本当にアメリカに来て学び、実践していることの一つでもあって

店員さんのピアスが可愛いと思ったら伝えるし

お客さんのワンピースが素敵だと思ったら伝える

今になったって、実は、躊躇することは頻繁にあって、

それでも伝えなきゃよかったって後悔した記憶はない

 

羽田空港に複数入ってるローソン、その中のひとつの店舗だけ、

小学校の朝礼を思い出すような元気な掛け声

きっと本当は多分照れ臭いだろうに…!でも、だからこそ、それが素敵な取り組みだと思った

アメリカではthank you!ってすんなり返ってくるけれど

ここは日本、言うことを、一度は躊躇ったけど

もう一度通りかかった時にやっぱり元気で(笑)

ガム買ってなかったし、もう一度入って「みなさん元気ですごくいいですね」と

しっかり、「何が」いいと思ったかまで伝えてみた

 

やっぱりみなさん照れくさそうだった

 

確かに、褒め言葉は、

自分の頭からポッと生まれて、それを伝えないままでいれば、何も起きない

まだまだ反射的に伝えることができることまあれば、

ローソンの時のように踏みとどまってしまうことだってある

 

それでも意識的に思っているだけで、実践の回数は増えていく

段々抵抗も「低く」なっていく(私の場合なくなるわけではなさそう)

 

私はそう言うことが自然にできるタチではないので

人工的に頭に、身体に、気持ちに、自分に植え付けていく

 

感謝を言葉で伝えてもらえることの喜びを知っているから