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アメリカ雪国の田舎シンプルライフ

2023年5月日本からアメリカへ猫と搭乗した話【当日羽田空港編】

 

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当日の流れ

フライトは5:45PMと遅めを意図して選択

お猫様の検疫検査は2PMを予約

バスは正午すぎ到着の便を予約

全てに置いてたっぷり余裕を持って、家を出発したのが10:00AM過ぎだったかと

 

実家から羽田空港までは駅まで徒歩5分ほど、電車で20分ほど、バスで50分ほどの道のり

 

電車

マイクロチップと狂犬病ワクチンで2度近所の動物病院に徒歩で行き来した際も、外を移動している間「やだ〜」と言わんばかりに鳴いていたわりに病院に着くなり、まんまるくなって静かになった

同じように駅まで徒歩で向かっている間は「ニャーニャー」と言っていたけれど、電車やバスの中では静かにしていてくれた

こちらが話しかけると「ニャーニャー」という具合で、私の理解では「やだよ〜」的なことを言っていたのかと思っているのだが

それは、羽田空港でも、12時間の飛行機内でも、シカゴの空港でも、1時時間半強のアメリカ国内線線でも同じで

きっと計り知れない不安の中我慢してくれてるんだろうとできる限り声をかけたり撫でてあげたり、ここに一緒にいるからねというのを伝えられるよう心がけた

ただ結果的に静かだったことは人間側としては本当にありがたかった

 

ギャーギャー騒いだり、鳴き続けたりすることのないようにスプレーやお薬もあるようで、概要は見たけれど

うちの該当お猫さんは元外猫様で隙あらばお外に出かけようとしていく方なので、不安だろうし、嫌だろうけれど、外に対する免疫はあることと

彼女のニャン生、色々くぐり抜けてきた方なので私は大丈夫だと判断(できる限りそういうものは避けたかった)

 

バス

ということで少し羽田空港以降のお話もしたところで、話を羽田空港へ戻して

 

羽田空港までは全てがスムーズに運び

事前に席を予約していた私と旦那さんに加え、ほぼ満席だったのにも関わらず、その場で母も席が取れて一緒に羽田空港まで来れることに

搭乗まで最後の一日を一緒に過ごせることに加え、手続等の際にお猫様を連れ回さなくて済むようになり感謝

バスを待つ列にて

羽田空港

検疫

事前学習でブログを拝見していた際、検疫の場所について困惑したようなことを何度か目にしたので、バスが到着して、まず検疫の場所を目で確認しに行った

想定していたところだったので行って帰ってくるだけだったけれど、とにかく土壇場でジタバタすることは避けたかった

普段利用するビルと隣接しているため、外に出ないといけないことさえ押さえておけば見つかるはず

その後いくつか質問と最終確認をするためにユナイテッドのカウンターへ行くものの、まずは検疫でOKが出ないことには始まらないので、先に検疫の手続きを終えてから来てくださいと

 

それでは仕方ないと

もうすることもないので、椅子に座って母が握ってくれたおにぎりをいただくことに

お猫様はチュールをペロリ(緊張気味で食いつきが悪かったけれど、最終的に食べてくれた)

首輪とリーシュでリュックに繋いで、念の為おしっこパッドを貼り付けた

時間も持て余し(余裕を持ちたかったので上出来)予約時間の30分前頃には先ほど確認した検疫の建物へ移動

繰り上げで検査してくれないかな〜と淡い期待を余所にしばら〜く一階の受付で待機

呼んでもらって、エレベーターで移動し、一通り確認ごとを済ませて、とても円滑に終わった

ただ書類上の私の名前のところに「パスポートに記載されている通り」とあり、パスポート通りだと私アメリカ人と結婚して(括弧)でそちらの姓も記されていて、こういうときに多少の混乱を生む

担当の彼女が手書きで同じように括弧を加える形で同意し、終了

 

兎に角、予定通り全てにおいて時間に余裕を持てて、慌てたりすることもなく進んで安心

ユナイテッド航空

晴れて検疫からOKが出て、必要な書類も揃い、検疫通過のタグをケージに装着し準備は万端

猫を連れていることを明確にし、願わくば優先搭乗で先に乗り込みたいという希望を抱いてカウンターへ

とても若いお姉ちゃん(多分経験浅いけれど、威勢がいい)が「ゲートには私もいますので(優先搭乗)できると思います!」と言ってくれて、それは良かったと一通り手続きを済ます

 

そして遂にお猫様は私の母とお別れをし、我々は搭乗ゲートへ向かう

緊張の面持ちのお猫様と寂しい母

ジェラピケの紙袋にはトイレ用の段ボールやクッションを手荷物として、リュックの目立つところに検疫通過のタグ

保安検査の金属探知機(くぐるやつ)にお猫様は通さないので、手荷物を全てベルトに乗せたら、ケージからお猫様を出して、私が抱っこした状態で、脇のX線ではないところを通過

緊張のお猫様は鳴くことも暴れることもなく、ギュッと私にしがみついて(私も万が一がないようにしっかり抱いて)事なきを得る

通過した先で、また大人しくケージに入れられて背負われるお猫様

 

そしてゲートに着くと何故か既に人でたくさん + カウンターに並ぶ長蛇の列

少し手周りを整え、まだ時間もあるし、それではお猫様をおトイレに連れて行ってみようと駄目で元々でダンボールと切り刻んだ新聞紙を持って、脱走することのないようにバリアフリートイレをお借りすることに

本ニャンは全くそんな気にはなれないようで用は足せず

隔離されていて、少し安心できるかなと、しばらく滞在したかったけれど、このタイプのトイレを必要とする人が居たら申し訳ないので荷物番をしている旦那さんの元へ戻ることに

そうこうしていてもカウンターに並ぶ列は長いままで

そんな中で、優先の人々から搭乗開始になるというので、人混みをかき分けカウンター付近へ

先ほどのお姉ちゃんは途切れなくカウンターに並ぶお客さんの相手をしていて、どうしようかお思っていたところ何とかベテランお姉さんっぽい方の意識を引くことに成功し、優先搭乗を勝ち取る(このお姉さん日本語英語ともにネイティブだった)

 

お陰様で、他のお客さんたちが乗ってきた頃には自分達のセッティングは済んでいる状態で本当よかった

備考

猫をカーゴ室(客席下の荷物が入るところ)ではなく、一緒に搭乗する方法があることは本当にありがたかった

但しどの航空会社でも可能なわけではなく、国際線は日本の航空会社はペットと搭乗はできないはず(2023年5月調べ)(サポートアニマルはまた別の話)

 

我々が選んだはユナイテッド航空は、自分達のチケットを購入したのち電話にてペットと一緒に搭乗したい旨を伝え、追加料金をお支払いする(不確かだけれど$200くらいだったか…)

日本とアメリカを行き来するユナイテッドの機体はどれも大きいものになるだろうけれど、ペットと同乗するには規定の種類があるため、そこも要注意

 

では、ここまでを羽田空港編としようと思う